サークルデッキを開設 山頂テラスリニューアル―伊豆の国・パノラマパーク
伊豆の国市長岡の伊豆パノラマパーク(中嶋悟代表、杉本繁則支配人)は、葛城山山頂の展望広場「碧(あお)テラス」をリニューアルした。自然を生かした「スカイガーデン by碧テラス」で、新たに富士山と駿河湾を一望し、標高約450メートルからの絶景を堪能できる木製のサークルデッキ「グランドループ」を開設。森林浴を散策しながら楽しめる「フォレストウオーク」は拡幅し、座ってくつろげるエリアを新調した。 22日、関係者向けにお披露目した杉本支配人は「富士山と駿河湾の絶景を堪能できる、伊豆半島でも屈指のビュースポットになる」と胸を張った。 新たにハンモックなどを配置したフォレストウオークに続く散策路は、拡幅と共にユニバーサルデザインにも配慮。車椅子でも利用しやすく、安全で優しいルートに刷新した。ロープウエー駅舎には高さ2・5メートル、幅約10メートルの大型発光ダイオード(LED)ビジョンも登場。四季折々の映像を大型スクリーンで楽しめる。 2025年夏には、山頂のテラスを360度の水盤でサークル状に囲った「アクアリング」もお目見えする予定。「絶景と浮遊感のマリアージュ」を売りにし、同時に木漏れ日を感じながらゆったり過ごせる「こかげテラス(仮称)」も整備予定だ。 リニューアルを記念し23日~12月1日、紅葉ライトアップと海に沈む夕日を楽しめる特別イベントを企画。各所に竹明かりのイルミネーションも設置する。
伊豆新聞デジタル