沖縄版ライドシェア運行始まる タクシー乗務員の不足が深刻化
沖縄テレビ
タクシー乗務員の不足が深刻化する中、一般のドライバーが客を乗せる「ライドシェア」が30日沖縄本島でスタートしました。 30日から始まった沖縄版ライドシェアは、タクシー会社の講習を受けた一般のドライバーが、人手不足で稼働できていないタクシーを使って有料で客を運ぶ仕組みです。 沖縄総合事務局の陸運事務所に許可された16の事業者が74台の「ライドシェア対応車」を運行し、料金はタクシーと同じ水準で支払いはキャッシュレス決済のみで、現金は使えません。 県ハイヤー・タクシー協会東江一成会長: 「(タクシー不足で)一般のお客様、観光客にも非常にご迷惑を掛けている、少しでもタクシー不足が解消されるように、業界、会員一堂、一生懸命やりたい」 沖縄版ライドシェアは、タクシーが不足する金曜日と土曜日の夕方4時から翌朝6時までの運行です。 ドライバーの手配が整った事業者からサービスを開始することにしていて、県内では宮古島市でも30日からスタートしたほか、石垣市では8月16日に先行して始まっています。
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