広島市のご当地野菜「笹木三月子大根」出荷ピーク 形が独特 天ぷらでもおいしい
カブのような野菜…。広島市のご当地野菜「笹木三月子大根(ささきさんがつこだいこん)」です。産地の安佐南区で収穫がピークを迎えています。 【写真を見る】広島市のご当地野菜「笹木三月子大根」出荷ピーク 形が独特 天ぷらでもおいしい 広島市安佐南区長楽寺にある 中村克己 さん・順子 さん夫妻の畑です。 「あー、これはいいや」「これはいいですよ」 笹木三月子大根は楕円形で、重さは2キロ前後あります。この日は、地元の小学校の給食用におよそ20個を収穫しました。 中村順子 さん 「甘くて、肉質がち密で水分が少なくて、天ぷらなんかに向くダイコンです」 ダイコンはおよそ半世紀前、近くに住んでいた 笹木憲治 さんが、「聖護院」と「三月子」の2種類のダイコンの自然交配を繰り返して作りました。 地区の人たちがその種を守っていて、今でも10軒ほどの農家が栽培しています。ここ数年、天候不順で苦戦する中、ことしはまずまずの出来だということです。 中村克己 さん 「もみ殻堆肥というのを入れたんですよ。よかったんじゃないか、思うんです」 中村順子 さん 「ダイコンがおいしいですからね。作り続けてほしいなあという思いはずっとありますね」 笹木三月子大根は1キロあたり150円で、毎週土曜日に地元の朝市で販売されるほか、月末には特売のセールもあるそうです。 水分が少ないので、おでんにしても煮崩れしないほか、天ぷらもおいしい。葉はかき揚げに入れてもいいということです。
中国放送
【関連記事】
- 「『ママ来たよ 起きて』 叫んだけれど息子(7)は息を引き取った」 明かされた両親の思い 眠気におそわれ赤信号で… 男(63)の後悔と下された判決
- 「愛しているからするんだよ」次第に“洗脳”されていき…10年続いた塾講師からの性被害 「最初のところで止められたら」女性が抱える苦悩 専門家は「『自分が悪い』と思わないで」
- 都市部沿岸の海底走る活断層 “危険度最高ランク” 「能登半島地震と似た津波のおそれ」と専門家 「西日本は南海トラフ地震直前の“地震活動期”」 足元に潜むリスクとは【全国の活断層(Sランク)一覧】
- アンガールズ・山根さん「未知の昆虫」大発見!その名は「モトナリ」 テレビ番組ロケで新種を捕まえる 国際的学術誌も認定「日本のコメディアンが発見した」
- 凍結道路で “夏タイヤ” スリップ事故の運転手に判決 はねられ右手失った高校生の思いは届くか… 裁判官「涙を禁じ得ない」 裁判で明かされたこと 広島