山寺の魅力、クロスワードに 地元中学生がパズル作成
山形市山寺中(高橋郁子校長)の1年生4人が山寺を訪れた観光客に、楽しく地元の魅力を伝えようと、クロスワードパズルを作成した。マスの数が異なる計16種類を考案し、地元の土産・飲食店などに置いている。今後、ポスターやインターネットを通じてPRしていく計画だ。 作成したのは後藤柊人さん(12)、布施友希さん(12)、遠藤優太朗さん(12)、後藤康佑さん(13)で、同校の1年生は4人のみ。地元店舗でのインタビューや、宝珠山立石寺の開祖・慈覚大師円仁の修行宿跡が残る「やまでら天台のみち」を巡り、山寺への理解を深めてきた。学びの成果を披露しようと、どの世代にも親しんでもらえるクロスワードパズルを作ることにした。9月から1人5~8マスの4種類分を考え、計16種類が完成した。 山寺とは関係ない一般的な雑学のほか、「山寺にある天国と地獄の境目といわれる場所は」「裏山寺とも呼ばれる垂水遺跡のある場所」などの設問もある。
えんどう本店、ふもとや本店、まいどや、商正堂の4カ所に置いており、後藤康佑さんは「お店の待ち時間に楽しんでほしい」、後藤柊人さんは「自分が育った山寺を広めていくきっかけにしたい」とそれぞれ話した。