前年覇者アルカラスが準々決勝へ、前回敗れたマロジャンに雪辱 [ATPインディアンウェルズ/テニス]
前年覇者アルカラスが準々決勝へ、前回敗れたマロジャンに雪辱 [ATPインディアンウェルズ/テニス]
ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額1191万8990ドル/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がファビアン・マロジャン(ハンガリー)を6-3 6-3で下してベスト8に進出した。 ~BNPパリバ・オープンで8強入りを決めたディフェンディング・チャンピオンのアルカラス選手~ 2-3から4ゲームを連取して第1セットを先取したアルカラスは第2セット第6ゲームでブレークしたリードを最後まで守り、サービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間15分でATPマスターズ1000大会のマッチ50勝目を挙げた。 ふたりは昨年5月にローマの3回戦で一度対決してマロジャンが6-3 7-6(4)で勝っていたが、アルカラスが雪辱を果たした。 ディフェンディング・チャンピオンのアルカラスは次のラウンドで、第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を5-7 6-2 6-3で破って勝ち上がった第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。 ズベレフはアルカラスに5勝3敗と勝ち越しており、1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)準々決勝ではズベレフが6-1 6-3 6-7(2) 6-4で勝っている。 そのほかの試合では第3シードのヤニク・シナー(イタリア)が第16シードのベン・シェルトン(アメリカ)を7-6(4) 6-1で退け、第32シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)は第11シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-2 6-4で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。
テニスマガジン編集部
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