聖夜を彩る2000発 サッカー交流公園でクリスマス花火【山陽小野田】
小野田商工会議所(藤田敏彦会頭)と同商議所まちづくり委員会(髙松秀樹委員長)主催の「おのだクリスマス花火2024」が25日、山陽小野田市サッカー交流公園「おのサン サッカーパーク」で開かれた。10号尺玉など2000発が打ち上がり、聖夜を彩った。 小野田港が国の重要港湾に指定されたことを記念して1961年に始まり、2006年まで続いた「小野田みなと祭り花火大会」をはじめ、小野田地区の花火大会の歴史を復活させたいと、同委員会が準備を進めてきた。 会場には、家族や友達同士、カップルが多く訪れた。有帆川河口を挟んだ対岸の縄地ケ鼻公園から花火が打ち上げられると視線は夜空にくぎ付け。終盤に、小野田みなと祭り花火の目玉だった10号尺玉が続けざまに大輪を咲かせると、大きな歓声と共にあちらこちらから「大きい」「きれい」という声が聞かれた。 長門市から訪れた松川隼人さん(20)は「友人に教えてもらい、来てみた。クリスマスにぴったりの光景で、来年もあれば来たいと思う」と満足していた。 会場の同交流公園には、同商議所の会員事業所を中心とする市内外の飲食業者らによる屋台やキッチンカーが並び、来場者は温かい食べ物でおなかを満たした。