『Horizon Zero Dawn』のPS5/PC向けリマスター版がESRBレーティング審査を通過

ソニーのリマスター作品がさらに増えようとしている。『Horizon Zero Dawn』のPS5/PC向けリマスター版『Horizon Zero Dawn Remastered』が発売されるようだ。 「Horizon Zero Dawn」画像・動画ギャラリー 未発表のリマスター版が、エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会（ESRB）のサイトに掲載されたことから判明した。5月に『Horizon Zero Dawn』がPS Plusで提供終了となったことから、リマスター版が開発中なのではないかと噂になっていた。 レーティング内容は以下のとおり。記事公開時点で確認できる状態のままになっている。 本作は、プレイヤーがハンター（アーロイ）となり、終末後の世界で生き残りを目指すアクション／ロールプレイングゲームである。プレイヤーは、アーロイがロボットのような野生の生物や動物の狩り方を学べるよう導いていく。アーロイは、矢、槍、爆発する罠を使って、機械獣、イノシシ、そして時には人間の敵を負傷させたり殺したりする。動物と人間は、襲われた際に少量の赤い血を吹き出す。あるシークエンスでは、放棄された野営地の岩や木に大きな血痕が描かれている。このゲームには、性的要素への簡潔な言及が含まれる（例：「18ヶ月働きまくればエリュシオンで30年間ポルノを見まくり？」）。テキストおよび音声ファイルにて、キャラクターが架空のドラッグ、過剰摂取、ハイになることに言及することがある。「～中学を出る前からクスリ中毒だった」、「～レイザーウィングを1錠8ドルで売ってる売人に会ったんだ」、「何日かかけてハイになったうえで、オーバーキャストを過剰摂取するだけだ」。テキストおよび会話に「クソ」という言葉が登場する。 『Horizon Zero Dawn』はゲリラゲームズが開発するアクションRPG。2017年にPS4で発売され、2020年にPCで発売された。終末後の世界を舞台に巨大な機械獣と戦うアーロイを主人公とした作品だ。販売本数は2400万本を超え、PlayStation Studiosの作品のなかでも特に売れた作品となった。 この『Horizon Zero Dawn Remastered』は、そもそも必要なものなのかどうかが盛んに議論されるだろう。というのも、『Horizon Zero Dawn』は依然としてPlayStationのゲームのなかでも極めて美しい作品であるうえ、2021年にはPS5向けにアップデートが配信され、60fps、チェッカーボード式4K解像度に対応したからだ。今回、11月のPS5 Pro発売に先立って、リマスター版の発売が迫っている可能性が浮上した。ゲリラゲームズは、PS5 Proの発売に合わせて『Horizon Zero Dawn』をアップデートするかもしれない。 「Horizon」シリーズは忙しい時期を迎えている。スピンオフ作品『LEGO Horizon Adventures（仮）』が2024年内に発売されるほか、「Horizon」のマルチプレイゲームが開発中だ。