新潟・上越市長が辞職否定 学歴巡る不適切発言
市内への企業誘致を巡り「工場では高校卒業レベルの人が働いている。頭の良い人だけが来るわけではない」と発言し、市議会から辞職勧告を受けていた新潟県上越市の中川幹太市長(49)は23日の記者会見で「引き続き職責を果たしていきたい」と辞職を否定した。市への取材で分かった。 6月の市議会で発言し、その後撤回。7月に辞職勧告を受けていた。 市によると、中川氏は23日の会見で、自身の給与5カ月分に相当する額を、公職を退いた後に市へ寄付する考えを表明した。7月に給与5カ月分を全額カットする議案を市議会に提出し、全会一致で否決されていた。