トラ二軍施設、尼崎に帰ってくる…100日前カウントダウン
兵庫県尼崎市の小田南公園に移転するプロ野球・阪神タイガース二軍施設の開業100日前を記念し、「日本一早いマジック点灯」で知られる尼崎中央三丁目商店街で21日、アーケードにカウントダウンを示すボードが設置された。 二軍施設は2025年3月1日に開業予定。メインスタジアム「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」や選手寮などを整備する。太陽光発電を活用し、二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンベースボールパーク」として環境に優しい取り組みを行う。 カウントダウンボードは縦50センチ、横130センチ。緑に囲まれたスタジアムが描かれ、開業までの日数が示される。「マジック点灯」と同じ場所に掲示される。 この日開かれた式典で、松本真市長は「阪神ファンに愛される尼崎をつくっていきたい」とあいさつ。同商店街振興組合の寺井利一理事長(63)は、かつて尼崎市内に二軍施設があったことに触れ、「久しぶりに尼崎に帰ってきてくれて、これで真の地元球団になる」と胸を張った。