【後悔しないお金の使い方】4つの見直しで人生をハッピーに!
未来のために貯蓄することも大切だけれど、今の人生を彩るのもお金の大切な役割。30代が学ぶべきお金の“使い方”を、バイラ世代の経済評論家 横川 楓さんが徹底レクチャー! 【画像】BAILA世代女性のリアル資産 ・編集A子 コスメや服が好きだが老後への不安から支出をセーブぎみ。学生時代に作ったクレジットカードはあるけれど、基本は現金払い。買い物は店舗もネットもどちらも利用。 ●教えてくれたのは 経済評論家 横川 楓さん やさしいお金の専門家・金融教育活動家として情報を発信中。日本金融教育推進協会代表。著書に『ミレニアル世代のお金のリアル』(フォレスト出版)など。
毎月の「貯金額」を把握
【A子のお金DATA】 手取り…30万円 ボーナス…60万円 年収…540万円 貯蓄…200万円 【1カ月のお金の使い方】 家賃…9万円 食費…5万円 洋服&美容代…4万円 その他の交際費…2万円 サブスク代…5000円 投資…3万円 毎月の貯蓄額:特に決めていない ■実現可能な毎月の貯蓄額を決めて、+αは余剰がある月だけでOK! A子さんが自由に使える金額は月6万5000円。投資を月3万円していますが、毎月の貯蓄額は決めていないということなので、まずは投資と同じ月3万円を貯蓄する習慣をつけましょう。支出が少なかった月はその分を上乗せするのもおすすめです。将来への不安から支出をセーブしているようですが、月3万円の貯蓄ベースができていれば、ときには好きなファッションやコスメにもっとお金をかけて楽しむ月があってもいいと思います!(横川さん:以下同)
譲れない“かけどころ”とできそうな“締めどころ”をジャッジ
■自分に欠かせない趣味や娯楽を無理に削るのではなく“なんとなく”の出費を見直して お金の使い方にメリハリをつける重要なポイントは、家計簿アプリなどで支出を記録して、“なんとなく”お金を使うのをやめること。たとえば、立ち寄ったコンビニで飲み物やお菓子を衝動買いしていませんか? その買い物が自分にとって“譲れない出費か”をきちんと振り返ってみて。どうしても譲れないなら、スーパーの特売日にまとめ買いしておくなど“締め方”も同時に検討。 ■《キホンのキ》給与振込口座とは別に貯蓄用口座を持つ 給与が振り込まれる生活用口座と貯蓄用口座を一緒にしていると、貯蓄の増減がひと目ではわからず、つい使ってしまうなんてことも……。貯めるための口座は必ず別に設けるのが鉄則です。 Q.支出を締めやすい費用って? A.通信費やサブスク代は見直す価値あり! 携帯料金やサブスク代といった固定費は、いちばん見直しがしやすく、かかる金額も大きく変わる項目です。たとえば、格安SIMを使うと月1万円のコストカットにつながることも。そしてサブスクも要注意。ごくたまにしか利用しない動画サービスはできるだけ解約することで日々の支出を削ることができます。