来週、友人の結婚式なのに用意していた新札に「折り目」が…。銀行へ両替行く時間がないので今ある新札で何とかしたいのですが、霧吹きで湿らせて重りを乗せておけばまっすぐになりますか?
友人の結婚式は、人生の大切な節目をお祝いする特別な日。心を込めたお祝い金を準備するのも、参列者の大事なマナーのひとつです。 しかし、いざ準備していた新札に折り目がついてしまっていたら、少し焦ってしまうものです。「このまま使ってもいいのかな?」「銀行に行く時間がないけれど、何とかまっすぐに戻せないだろうか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 実は、新札の折り目を軽減する方法はいくつかあります。本記事では、折り目のついた新札をできるだけきれいに戻す方法や、短時間で新札を手に入れるための代替手段について解説します。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
新札に「折り目」がついても焦らない! その理由とは?
結婚式のお祝い金には、新札を包むのが一般的なマナーです。しかし、せっかく用意していた新札に「折り目」がついてしまった場合、「このまま渡してもいいのかな?」と悩んでしまうでしょう。 実際、多少の折り目がついた新札でも、失礼にあたるわけではありません。お祝い金で一番大切なのは、気持ちです。 新札を用意する理由は、「新たな門出をお祝いする気持ち」や「丁寧に準備した」という姿勢を表すためです。折り目がついていても、相手に対する気遣いや祝福の気持ちがあれば十分に伝わります。 ただし、見た目が気になる場合は、簡単に折り目を目立たなくする方法や代替手段を試してみましょう。大切なのは完璧を求めすぎず、焦らずにできる範囲で対処することです。
折り目を直す! 自宅でできる簡単な方法
新札についてしまった折り目は、少し工夫すれば目立たなくすることができます。以下で、自宅で手軽にできる方法を2つ紹介します。 ●霧吹きと重しを使う方法 1. 紙幣の折り目部分に霧吹きでごく軽く水分をかけます。 ※湿らせすぎないように注意。軽く霧がかかる程度がベストです。 2. 紙幣を平らな場所に置き、乾いたタオルや布を間に挟みます。 乾いたタオルや布を間に挟むことで、紙幣が直接重しに触れないようにすることができます。 3. 上から本や辞書などの重しを乗せて、数時間そのまま放置します。 重しを乗せて数時間放置することで、折り目が徐々に軽減されます。 ●アイロンを使う方法 アイロンを使う場合は、必ず以下の手順で慎重に行いましょう。 1. アイロンを低温(約100度、シルクや合成繊維用)に設定します。 2. 紙幣の上にハンカチや薄い布を重ねます。 3. 布越しにアイロンを軽く当て、折り目を伸ばします。 アイロンをかける場合は、紙幣に直接アイロンが触れないように注意してください。 アイロンは熱を加えすぎると紙幣を傷める可能性があるため、熱を加えすぎないよう様子を見ながら短時間で行うのがポイントです。また、紙幣のホログラム部分にはアイロンを当てないようにしてください。アイロンをかける際には、紙幣が傷まないように注意が必要です。
【関連記事】
- ◆友人へのご祝儀に「3万円」用意していたら、妻に「渋沢栄一のお札は使っちゃダメだよ」と言われました。新紙幣のほうがいいと思ったのですが、なにか“マナー”があるのでしょうか?
- ◆結婚式を挙げないけどお祝いで3万円もらった…!この場合、お返しはいらないですか?
- ◆手取り17万、ご祝儀に「3万円」も払えません! 結婚式に参加だけするのってマナー違反ですか?
- ◆妹の結婚式に夫婦で「5万円」のご祝儀を用意しました。妻に「1人3万円が常識でしょ?」と言われましたが、6万円だと割り切れるからダメですよね? いくらにすべきなのでしょうか?
- ◆あまり仲良くない友人から「結婚式」に招待された! 欠席の場合も「ご祝儀」は渡すべき?