すべての県立学校体育館に冷暖房設備を設置へ 福井県、避難所としての活用を考慮
生徒の熱中症対策や災害時の避難所としての活用を考慮し、福井県教育委員会は全ての県立学校体育館に冷暖房設備を設置する方針を決めた。既に整備した特別支援学校7校を除く29校の32棟が対象。2025年度に全校に可動式クーラーを配備し、26~28年度に順次、固定式の冷暖房設備を導入する。全体事業費は約50億円と試算している。 9月6日発表された県の本年度一般会計9月補正予算案で、可動式クーラーの購入費や26年度設置分の固定式の設計費として3042万円の債務負担行為を設定した。