90歳!話題の「きくち体操」創始者はなぜこんなに若々しい?毎日続ける6つの習慣を大公開
脳と体をつなげる!菊池和子さんの6つの習慣大公開
毎日の暮らしが充実しているのは、体がスムーズに動くから。そのために体への意識を忘れることはありません。菊池さんが日々行っている習慣の一部を紹介します。自分の体から気を離さないことが、脳と体をつなげることなのです! ■習慣1:1日1度天井を見て、普段使わない筋肉を動かす 「体の後ろで両手を組んで胸を開き、上を向きます。あごから首、胸、お腹へとつながる体の前側の筋肉に意識を向け、体を慈しみながらしっかりと使います。飲み込む力も失いません」 ■習慣2:料理のスキマ時間に指先立ちして、歩く力をつける 「ひざを寄せて立ち、足の指の付け根から曲げて、かかとを上げます。すべての足の指で立てているか、指1本ずつ体重をかけて確認をして、脳と足の指をつないで下半身全体を生かします」 ■習慣3:気が付いたら手の指を伸ばして、体への意識を忘れない 「指をしっかりと広げた手をテーブルにピタッと置き、手のひらや指がテーブルから浮いていないか、もう一方の手でグーッと伸ばして確認していきます」 ■習慣4:靴下をはくときは立ったまま。バランス感覚を衰えさせない 「立ったまま靴下をはくのは、片脚立ちをしているようなもの。ひざ、もも、お尻の筋肉が育ち、足の裏、足の指で踏ん張りが利くようになりますよ」 ■習慣5:いすには、いつでも浅く腰掛け、全身の筋肉を育てる 「座るときはいつもこの姿勢です。全身に意識を向けて、足の裏で踏ん張り、両ひざ、お尻を寄せて背すじをピン。座るだけでも全身の筋肉を使えます。慣れると、この方が楽ですよ」 ■習慣6:アクセサリーをつけて、脳と指先をつなぐ 「アクセサリーは『面倒だから』とつけるのをやめてしまいがち。でも、手の指先を使えるいいチャンス。意識を向けて指を動かすので、脳が活性化し気持ちも上がります」 次回は、「きくち体操」の中でも家で続けやすい4つの動きを紹介します。 ※ケガや病気などで体を痛めている場合は、無理して動かさず医師の指示に従ってください。 ※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年2月号を再編集しています。 取材・文=岡島文乃、井口桂介(ともにハルメク編集部)、撮影=中西裕人、ヘアメイク=小島けさき
雑誌「ハルメク」