土曜ドラマ「パーセント」人物相関図（C）NHK

NHK総合の土曜ドラマ「パーセント」が11日（土）午後10時からスタートする。ローカルテレビ局「Pテレ」を舞台に「障害のある俳優を起用する」という局の方針に悩みながらも向き合う新人女性プロデューサー・未来（みく）と、未来と出会いドラマ出演に挑戦する車椅子の高校生・ハルの成長物語を描く。未来役は元乃木坂46の伊藤万理華でNHKドラマ初主演。ハル役は東京パラリンピック開会式の演出で「片翼の小さな飛行機」を演じて注目を集めた和合由依がドラマ初出演で務める。伊藤は「ハルを演じた由依ちゃんのまなざしに何度も胸を打たれ、引っ張られました。少しの感情も逃がさずに向き合った作品」とコメント。和合は「『人を傷付けるのは人だけど、人を元気にするのも人』という言葉が好きなんですが、まさにそれを伝えてくれるドラマだと思います」と語る。 第1話あらすじ ドラマ制作に憧れてテレビ局に入った未来（伊藤万理華）は、ある日、自身の企画が初めて採用される。喜んだのもつかの間、編成部長・藤谷（橋本さとし）から、「多様性月間」の特集ドラマとして、主人公を障害者に設定変更しろと告げられる。戸惑いながらも取材を始めた未来は、車椅子に乗った高校生・ハル（和合由依）と出会う。ハルに不思議な魅力を感じ、ドラマの出演依頼をする未来だったが「障害を利用されるんは嫌や」と拒否されてしまう。 土曜ドラマ「パーセント」 NHK総合　5月11日スタート　毎週（土）午後10：00～10：50ほか NHK BSP4K　毎週（土）午前9：25～10：15ほか 作：大池容子　演出：大嶋慧介、押田友太 出演：伊藤万理華、和合由依、結木滉星、菅生新樹、小松利昌、岡山天音、山中崇、橋本さとし、余貴美子、水野美紀ほか （TVnavi）