今くるよさん死去に同世代の松竹芸能漫才師も悲しみ…横山ひろし「たかしの金ピカの衣装のヒントでした」
27日にすいがんのため76歳で亡くなった女性漫才コンビ「今いくよ・くるよ」の今くるよさん(いま・くるよ、本名=酒井スエ子、さかい・すえこ)の訃報を受け29日、松竹芸能所属の同世代の漫才師が、事務所を通じて追悼コメントを発表した。 海原はるか・かなたはコンビ歴も年齢も同じだった。「女性コンビの貴重な存在の漫才。相方のいくよさんがびっくりするくらいに早く旅立たれ(2015年死去、享年67)、くるよさんが1人で頑張っていられると聞いていましたが…。残念としか言い様がございません」と惜しんだ。「昔、NHKの演芸番組の際に、くるよさんにはるかの髪を吹いていただいたこと今となってはいい思い出になりました。くるよさん、芸能生活大変お疲れ様でした。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。 くるよさんより先輩の横山ひろしは、相方・横山たかしさんを19年に亡くした(享年71)。「また大切な友が星になりました。いくよ・くるよさん、たかし・ひろしは、関西の派手な衣装同士の仲間でした。いつどこで会っても笑顔で優しく親戚の様な気がしていました。たかしの金ピカの衣装はいくよ・くるよさんのお二人をヒントにしての衣装でした」と明かし「ありがとう、天国で仲良く。派手派手で淋(さび)しくなりました。どやさ! すまんの~」と、たかしさんがハンカチをかんで繰り出す名物ギャグも交えて哀悼の意を表した。
報知新聞社