アニー役・岡田悠李&絢田祐生が意気込み「ハッピーが広がっていくようなアニーに」
39年目となる丸美屋食品ミュージカル『アニー』の2024年制作発表記者会見が6日、都内で開催され、アニー役の岡田悠李(10)と絢田祐生(11)が出席。公演に向けての意気込みを語った。 【動画】アニー役・絢田祐生、3度目の挑戦で見事合格 「チームバケツ」の岡田は「まさか自分が選ばれると思ってなくて、すごくうれしかったし、びっくりしました。最初は、アニーだと感じていなかったのですが、周りの方が応援してくださったので、本当にアニーになったと思った」と徐々にアニーとしての自覚が芽生えている様子。「どんなアニーを目指すかを考えている途中なのですが、なかなかたどり着けなくて」と明かしつつ、「私らしくポジティブで明るい自分に合ったアニーを演じられるように頑張ります」と意気込んだ。 「チームモップ」の絢田は「私は、3回(アニー役のオーディションを)受けたのですが、2回目は泣き止めなくて、友達と公園で励まし合ってやっと帰れたのですが、3回目は最後の最後まで名前が呼ばれなかったんで、また公園コースかと思ったら、呼ばれてハッピーコースだったのでうれしかったです」と悲願のアニー役に笑顔。「見てくれたお客さまの心も体もハッピーに包まれて、お友達やご家族の方にもハッピーに包まれて、ハッピーが広がっていくようなアニーになりたいです」と力を込めた。 本作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画『ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)』をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。世界各国をはじめ、日本公演は、1986年の上演以来、これまでに全国で約191万人が観劇している。 会見にはそのほか、ウォーバックス役の藤本隆宏(53)、ミス・ハニガン役の須藤理彩(47)、グレース役の笠松はる(42)、ルースター役の財木琢磨(31)、リリー役の天翔愛(22)、演出・山田和也氏も出席した。 同公演は、4月20日~5月7日まで東京・新国立劇場 中劇場で上演される。