「W杯取材に欠かせないタクシー運転手との会話」(2)地元デンマーク料理に負けない米国発ステーキハウス
■デンマークの首都コペンハーゲンの「美味」
タクシー・ドライバーは地元の美味しいレストランのこともよく知っています。 2002年の日韓ワールドカップの直前にデンマーク対カメルーンの準備試合を見るために、コペンハーゲンを訪れたときのことです。 コペンハーゲン中央駅で某公共放送の有名アナウンサー、Y本浩さんとばったり出会ったのです。昼時だったので「なんか食べに行こう」ということになって、タクシーに乗って、ドライバーに「美味しいレストランに連れて行って」と頼んだのです。 地元で有名なデンマーク料理を食べるつもりでした。 ところが、ドライバーが連れて行ってくれたのはテックス・メックス(メキシコ風のアメリカ料理)のステーキハウスだったのです。ドライバーはアフリカ系。おそらく、エチオピア人のようでした。 こうして、僕とY本さんは、コペンハーゲンで美味しいステーキに舌鼓を打ったというわけです。
後藤健生