『ゼイチョー～「払えない」にはワケがある～』第5話より

菊池風磨主演のドラマ『ゼイチョー～「払えない」にはワケがある～』(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系／Huluにて配信)の第5話が、11月11日(土)に放送される。 【写真】大根を手に持つ菊池風磨“饗庭” ■徴税吏員(ちょうぜいりいん)の姿を描く作品 原作は、2016年から2017年にかけて「BE・LOVE」(講談社)で連載された、慎結による「ゼイチョー！～納税課第三収納係～」。同作は、滞納者の「お金と心」に寄り添う徴税吏員(ちょうぜいりいん)の姿を描く、魂揺さぶる“ヒューマンエンターテインメントドラマ”。 ノリが軽く脱力系だが仕事のスキルは超一流の饗庭蒼一郎(あいばそういちろう／菊池)と、そんな彼とバディを組む百目鬼華子(どうめきはなこ／山田杏奈)は、市役所納税課で、滞納されている税金を納めてもらう仕事・徴税吏員として働く公務員。税金滞納者の経済状況を把握して自宅を訪問し、時に財産を差し押さえ、税金を納めてもらうように促す“税金の取り立て屋”的存在だ。 しかし、饗庭の本当の職務は税金をただ取り立てることではない。滞納せざるを得ない“払えないワケ”を持つ市民の事情に寄り添い、救う方法を模索していく。 ■第5話あらすじ 第5話は―― みゆきの市役所・徴税第三係の饗庭と華子の先輩・加茂原健介(鈴木もぐら)は、「徴税吏員は嫌われ者」と、他部署への異動を希望し、いまひとつ仕事に身が入らずにいた。 そんな加茂原が、行きつけの銭湯で、日本で働くベトナム人・グエン(葵揚)と仲良くなる。グエンは農業の特定技能ビザで2年前に来日しているのだが、国民健康保険税の納め方が分からなくて滞納してしまっていた。「今度、市役所に来てよ。ゆっくり教える」と加茂原。後日、グエンが実際に第三係の窓口に納付相談にやってきて加茂原はひと安心。 だが、ここでグエンは国保税だけでなく住民税も納めていなかったことが判明。グエンは、「住民税は給料から天引きされているはず」と主張するが、農園の雇い主・生嶋妙子(大島さと子)は、「天引きではなくグエン自身で納める契約を交わした」と反論する。真相を突き止めるため、加茂原は第三係の仲間と農園に潜入調査。加茂原が本気で人を叱る場面も。 ――という物語が描かれる。 ■日本で働く外国人の税金にフォーカス 公式ホームページなどで見ることができる予告動画では、饗庭、加茂原らが農園で大根を収穫するシーンからスタート。農園ではグエンを始め、外国人が多く働いていた。彼らも納税は義務だが、「難しい漢字読めない。税金払ってるかどうかも分かりません」と訴える様子も描かれ、華子らは外国人に寄り添っていく。 一方、副市長で饗庭の元同期の相楽(本郷奏多)が、饗庭と対峙する場面もあり、饗庭は「お前何が目的なんだよ」と険しい表情を向ける。 この動画の視聴者からは、「いろんな納税者の物語が描かれて楽しい」「饗庭の農業姿似合う！」「もぐらさんの活躍が楽しみ」などの声が寄せられている。