トクヤマ中期経営計画 売上を上方修正
山口朝日放送
周南市の総合化学メーカートクヤマが中期経営計画の進捗状況を発表しました。 成長分野への期待感から売上目標を引き上げました。 トクヤマの中期経営計画は2021年度からの5カ年で進められています。 横田浩社長は当初3200億円と掲げた最終年度のグループ全体の売上目標を 4000億円に引き上げたと述べました。 =トクヤマ・横田浩社長= 「電子についてはしっかりとキャッチアップできるだろうというのが一つ大きなポイントと、 それからもう一つの成長ドライバーとして期待しているライフサイエンスの方が 計画を上回る形で推移していると」 計画では「電子・健康・環境」の3つの成長事業で 売上高の半分を超すことを目標としていて、 このうち「電子」と「健康」分野で大きな伸びが見込めると判断したと説明しました。 =トクヤマ・横田浩社長= 「布石は打ちましたので、あとはしっかりと刈り取る、 お客様の注文を勝ち取るということがポイントになってまいります」 また、温室効果ガスの排出量を2030年度に30パーセント減らすと 改めて表明しました。