「ゼスプリのキウイ」ほおばれば果実感にうっとり 「皮のところに栄養が…」できる限りフルーツは皮ごと食べる こだわりの極意・髙嶋政宏
【こだわりの極意】 え? キウイってこんなにうまかったっけ? ゼスプリのキウイを食べた僕の率直な感想がこれだ。 キウイといえば、甘味より酸味がやや勝つフルーツ。毛のようなポツポツで覆われていて、初めて見るものにとっては、なんだこれ! な果物。 僕も学生の頃、正直、最初は手が出ませんでしたが、カットされた鮮やかなグリーンの断面に吸い込まれるようにむしゃぶりついたものです。 ところが、久しぶりに食べたゼスプリのキウイは、その味わいが想像を絶するうまさでした。 「サンゴールドキウイ」と表記された、それは僕らが知っているキウイの甘味、ジューシーさをはるかに越えてきたのです。 買ってからしばらく追い熟させて、軽く握ってむにゅ感が出れば食べどきですが、酸味が好きなら固いままどうぞ。 昔、お世話になっていた先生が、すべてのフルーツを皮ごと食べているのを見て仰天したことがあります。 聞けば、「皮のところに栄養がある。そもそも動物は皮をむくか? 動物はすべて分かっている」という言葉を聞いて以来、できる限りフルーツは皮ごと食べるようにしています。 バナナやパイナップルは無理だし、かんきつ類などはあんまりおいしくないのでダメですが、キウイの皮ごとは楽勝でした。 洗ってガシガシ食べ、あまりにも固ければ、皮だけ出す食べ方のスタイルにこだわっています。 あ、もちろん皮をむきたい人はどうぞムキムキしてください。 とにかくどんな食べ方でもほおばれば、思いっきりニュージーランドの太陽を浴びまくったんだろうな、と思わせる果実感にうっとりすること間違いなし。 しかしキウイって、いつの間にこんなにうまくなったんだろう。 ■髙嶋政宏 俳優。1965年10月29日生まれ。東京都出身。87年、俳優デビュー。Netflix「トークサバイバー2」に大統領役で出演している。 映画では7月12日公開「KINGDOM 大将軍の帰還」、7月26日公開「もしも徳川家康が総理大臣になったら」、8月9日公開「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」に相次いで出演する。
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