手越祐也（2022年撮影）

　元NEWSで歌手、タレントの手越祐也（36）が、日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ」（日曜午後7時58分）に、約4年5カ月ぶりに出演した。 【写真】女性遍歴綴ったフォトエッセーを発売した手越祐也 　冒頭で、手越と「祭企画」ロケに参加した内村光良（60）が「皆さん、予告などでご存じかと思いますが、あの男が久々に登場します」と紹介するとスタジオが沸き、同じくロケ参加の宮川大輔（52）も「帰ってきましたよ、あの男が」と応じた。内村は「打ち合わせで誰も名前を言わない。彼とか、あの男とか」と笑いながら、VTR直前に「あの…手越祐也です」とカメラ目線で名前を叫んだ。 　そして9月某日という、ロケのVTRをオンエア。番組予告でも流された、大輔が赤いシャツを来た男性を後ろから手持ちの網で捕獲する場面になり、網を上げると、驚いた表情の手越が姿を現した。網をかけられた手越は「はぁ？」と驚き、宮川の「気付かへんやったやろ？」の問いかけに「全く！」と叫んだ。 　手越はすぐにカメラを指さしながら「え、俺もう、イッテQ出れんの？」と自虐ぎみに問いかけた。内村に「わかんない！　今もう、モザイクかかっているかも」とイジられると、画面も手越の顔にモザイクがかかる演出に。手越はモザイク越しに「最悪、それでも出してください。お願いします」とカメラに向かって頭を下げて呼びかけた。 　さらに手越は大輔から「おかえり」と声をかけられハグ。内村ともハグすると、「びっくりした～」と声をあげた。ここで大輔が感極まって、目頭を押さえ泣き出した。内村も「泣いてる泣いてる」とツッコミ、「なぜかコッチが涙」とテロップが入ると、手越は泣いている大輔の肩を抱いて「ただいま大輔さん」と感謝した。大輔も「良かったな、おかえり」と返した。 　その後、手越のインタビューVTRに切り替わり、「とにかく、うれしかったですね。『捕まえた！』という大輔さんの声が聞こえた時に、たまらなかったですね」と胸中を告白。「本当にイッテQという番組と、出演者の皆さんとスタッフの皆さんは家族だと僕はずっと思って一緒に番組をやってきたので、4年前にああいう形で番組を離れることになって、育ててもらった皆さんにも、視聴者の方々にも、かけた心配だったり迷惑だったり、すごく申し訳なく思っていましたし、恩返しをしたいな、というのは常に思っていました」と謝罪した。そして「無我夢中で全力で、祭りに挑みたいな、ロケに挑みたいなと思います」と宣言した。 　内村や大輔とのロケのVTRに戻ると、手越は6年ぶりの「男3人祭り」の企画について「俺あん時より、全然今の方がMAXっすよ」と、らしいビッグマウスも披露。泣いていた大輔に「まだそんなこと言うてんのかい」と、さっそくツッコまれた。 　手越は同番組の海外ロケで、サメのいる海域のダイビングに挑戦したり、祭りに本気モードで打ち込むなどして、中心メンバーとして人気企画に参加した。20年に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下での外出が報じられた後、ジャニーズ事務所（現SMILE－UP．）と契約解除になったことに伴い、番組も事実上、降板していた。