深谷知広の後ろを“同期同士で競り” 91期永澤剛「仕方ない」/防府G3準決勝レース前インタビュー
防府競輪「万博協賛 周防国府杯争奪戦(GIII)」は3日に準決勝が行われる。11レースに出走する永澤剛(39歳・青森=91期)に話を聞いた。 二次予選8Rは小松崎大地が力強く逃げ切った。絶好の展開になった永澤剛は8分の1車輪差まで迫ったが差し切るまではいかず、レース後は珍しく悔しそうだった。 「いやー、ショックですね。風が強くてキツかったのはあるけど、(小松崎)大地が強かった。すんなりで差せないってあまりないんですけどね。自分で言うのもあれだけど。悔しい。本当にショックです」 普段は"自分なんかがすいません"と自らを卑下するキャラの永澤だが、今回ばかりは、よほど悔しかったのだろう。それほど小松崎が仕上がっているとの見方も出来る。 準決勝の番組が発表され、永澤は11R。初日に連係した菅田壱道、2日目に連係した小松崎大地とは一緒にならず、北日本は佐藤愼太郎と2人に。深谷知広が南関1人で、同期の神山拓弥が杉森輝大に任せず深谷後位を宣言したが、永澤もこれに待ったをかけて「深谷君のハコへ」とコメント。同期で競り合うことになった。 「仕方ないっす。共倒れになっちゃうかもしれないけど、頑張ります」 ショックな差し損ねの次は同期との競り。波瀾万丈なシリーズになっているが、決勝進出はなるのか注目したい。(netkeirin特派員)