「絶好の散歩日和」 ヒマワリなど咲くフラワーロード 沖縄・伊計島の風景楽しむ
【うるま】うるま市与那城の伊計島で2日、「しまさんぽに出かけよう」が開かれた。参加した23人は、集落内のアート探しや麦畑とフラワーロードを散歩して楽しんだ。同市前原の農水産物直売所「うるマルシェ」が企画するうるまなびマルシェの一環。島人ガイドで伊計自治会の玉城正則会長が案内した。 参加者は、自治会が育てたヒマワリなどが咲く約1.5キロのフラワーロードや自治会が管理する麦畑などを散策。集落内のアーティストのDENPAさんらが描いたアート探しなどを楽しんだ。 今帰仁村今泊から参加した片岡叔子さん(66)は「昔ながらの古い集落のたたずまいに触れることができて良かった。青い麦畑やフラワーロードもきれいだった。いただいた麦茶も香ばしくておいしかった」と笑顔で振り返った。 玉城会長は「伊計島の魅力を体感してもらえたのではないか。出発すると晴れてきて、絶好の散歩日和になった。また来たいと言ってもらえてうれしかった」と喜んだ。 企画したうるマルシェの澤岻道子さんは「ヒマワリや麦などの彩り豊かな風景、そして集落内の昔ながらの風景とアートなど、『ここにしかないもの』にまた会いに来てもらえたらうれしい」と振り返った。(与古田徳造通信員)