“FRUITS ZIPPERの妹”SWEET STEADY「山内咲奈」チャンスに手を挙げられない私を変えた“アイドルの掟”|JJ
2024年3月にデビュー、6月9日に東京・EX THEATER ROPPONGIで初ワンマンを控える新生アイドルグループ「SWEET STEADY」。2023年、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した「FRUITS ZIPPER」の姉妹グループである彼女たちは、メンバー全員がアイドル経験を持つ“転生アイドル”。 メンバーの一人ひとりを私服姿で撮影。ファッション・メイクのこだわりと、“リベンジ”の思いを聞きました。今回はメンバーに愛されるチームの“マンネ” 山内咲奈さんです。
「アイドルに憧れるようになったのは、元AKB48の渡辺麻友さんがきっかけです。小学生のときに初めてAKB48さんをテレビで見たらキラキラ輝いて見えて、これぞ王道アイドルだなって。『国民的アイドルってすごい!』って感じて、アイドルを目指すようになりました。 いまでもアイドルが好きで、超ときめき♡宣伝部の坂井仁香さんを推してます。まゆゆさんも、仁香さんもアイドルに対して真面目で真っ直ぐなところが共通点。情熱を持ってお仕事に向き合っているのがひしひしと伝わってくるところが大好きです♡」 “見る側”としてのアイドルはどんな存在? 「私にとってアイドルは“希望”。自分の人生でアイドルに救われてきたなって思うことがたくさんあるからです。正直『ちょっと学校に行くの嫌だな』という時期もあったんですけど、そういうときはアイドルのライブに行ったり、ライブの映像見たりして元気をもらっていました。朝、学校行くのが嫌なときでも、推しからのリプを見ると嬉しくて一日頑張れちゃう(笑)。日常にキラキラとした気持ちや、ときめきを与えてくれる存在がアイドルなんです」
前のグループ時代には“思い残し”がある。 「見る人たちの希望になるようなアイドルになりたいと思って活動をしていたものの、自分に自信が持てずに一歩を踏み出せないことが多かったんです。チャンスがあって『やりたい人いる?』って聞かれても手を挙げられないタイプで、それがすごく悔しくかった……。今の事務所に入るときに、『次こそ変わりたい』『ここで変わらなかったらずっと一緒だ』という覚悟で、『本気でアイドルをやりたい』という気持ちをぶつけました。自分の殻を少しだけ破ることができたと思います」