星野陸也、2大会連続五輪代表へ「一発逆転できたら」次週の全米オープンで約2か月ぶりの実戦復帰へ
◆男子プロゴルフツアー メジャー初戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第2日(7日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7430ヤード、パー71) ツアー通算6勝で、2月のカタール・マスターズで欧州ツアー初優勝を挙げた星野陸也(興和)が会場を訪れ、取材に応じた。4月中旬に気胸と診断され、5月2日に自身のインスタグラムで休養を発表していた。「ご心配おかけしました。今は完全に治って、今週、出場する予定だったのですが、全米オープン(13日開幕、ノースカロライナ州パインハースト・リゾート)出場が決まったので、2週連続で出るのは大変だと思って(今週は欠場)。前乗りして来週に向けて頑張りたい」と現状を話した。 入院期間は5日。その後も安静にし、クラブを握ったのは5月25日だという。「1か月練習しなかったのは小学生以来」と笑ったが、調子は60~70%と完全復活まではまだいたっていない。最初はテイクバックの上げ方もぎこちなくなるほどだったという。体重は落ちたが、飛距離はさほど変わらず、「全米オープンまでに(調子を)戻せれば。楽しんでゴルフをしたい」と笑顔で話した。 2021年には東京五輪代表に選出された。今夏のパリ五輪代表争いは17日時点の世界ランクを基に決定される。2大会連続代表入りへ、残り1試合。現在は日本勢4番手だが、「ラストチャンスはあるので、うまく調整して一発逆転できたら。諦めてはいないので、選ばれるように頑張っていきたい」と意欲的に話した。
報知新聞社