B2福島ファイヤーボンズ「県民の活力になるようプレー」 震災・原発事故被災地を視察
バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)東地区の福島ファイヤーボンズは11日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災地を訪れた。復興に貢献する誓いを新たにし、福島に元気や勇気を届けるプレーを続ける決意を示した。 選手やスタッフ約20人が参加し、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館を見学した。職員の解説を受けながら、津波で流された郵便ポストや変形した消防車などを見て回った。語り部の講話も聴き、当時の緊迫した状況を肌で感じた。 浪江町のコワーキングスペース「ナミエシンカ」や福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)も巡った。 チームは定期的に被災地を視察している。田渡凌主将は「県民の皆さまが明日を生きる活力になれるよう一生懸命プレーする。福島の復興を県外に伝える役割も果たしていきたい」と活躍を約束した。