【川崎が喫したC大阪戦敗戦の生かし方。“進むべき道”と“揃える目”(2)】主将・脇坂泰斗が歓迎する16日の練習での変化……「そういった選手がもっと出てこないといけない」
川崎フロンターレの小林悠がセレッソ大阪との試合で敗れたことについて、イメージの共有を説いたことはすでに触れたが、トップ下で先発した脇坂泰斗も同じ考えを持っていた。 ■【画像】小林の呼びかけで16日に行われた、「川崎6選手の食事会」■ 「どう攻めるかをチームで合わせないと、ちぐはぐな攻撃になってしまう」 危機感を募らせながらこう口にする背番号14は、だからこそ、「そこはやり続けていくしかないという」と話す。「練習で積み重ねていかないとゲームで同じようなシーンが出たときに実行できないと思うし、かといって練習でやってても試合でできなかったよねっていう部分もあるので、そこの両方」を求めていかなければいけないという。 その脇坂に、声を掛けたのが小林だ。小林は16日の練習後に、食事に行こうと誘っているのだと明かしている。小林は、「そんな固い話じゃないと思いますけど。分かんないですが、行ってみないと」と話すが「副キャプテンなんかと集まって行こうよと」と話していることから、チームに前向きなものをもたらせるように、そして、同じイメージを共有できるようにという気持ちを持ってのものと思われる。そして16日の夜に小林は、自身のSNSにキャプテン、副キャプテンの5人に上福元直人も含めた6人での食事の様子を公開している。
■脇坂泰斗が歓迎するチームの変化
16日の練習では、いつもとは違うように感じられたことがあった。それは、声だ。ゲーム形式の練習やゴールに迫る崩しの練習で、今年一番と言っていいほどに声が出ていた。 「切り替えろ!」 「もっと早く!」 いつもより大きく、いつもより多く、いつもよりたくさんの選手が、声を出して緊張感をもたらしていた。 脇坂は「意識的に(声を)出してる選手が多かったので、それはいいこと」「気持ちの切り替えはできるからこそ、そういう行動」と歓迎したうえで、主将だからこそ、さらなる意識の強さを求める。 「チームはみんなで良くしていくものですけど、“俺が変えてやる”とか、“自分が良くしてやる”とか、自分が勝たせるという気持ちは絶対に必要だと思う。そういう選手がたくさんいるチームが強いチームだと思いますし、それがまた競争や刺激につながって、より強いチームになる。だから、そういった選手がまだまだもっともっと出てこないといけない」 20日の東京ヴェルディ戦は、すぐにやってくる。勝利を欲したフロンターレが、等々力で本来あるべき姿を見せる。 (取材・文/中地拓也)
サッカー批評編集部
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