【阪神C見どころ】ベストの距離でウインマーベルが連覇に挑む
初めてのマイル戦がGI。その状況で小差3着に健闘したウインマーベル。距離短縮で連覇も十分だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 【写真】ウインマーベルのこれまでの軌跡 ■12/21(土) 阪神C(3歳上・GII・京都芝1400m) 秋のGI短距離路線で好走を続けるウインマーベル(牡5、美浦・深山雅史厩舎)。特に前走のマイルCSは初めての距離で強敵相手。そんな中でコンマ4秒差の3着と大健闘。5歳秋を迎えたが、まだまだ能力は健在で衰えはない。昨年の阪神Cから阪急杯、京王杯スプリングCと1400mの重賞に限れば3連勝中。条件は好転して勝ち負け必至だ。鞍上は松山弘平騎手。 昨年のヴィクトリアマイル以外は掲示板に載っているナムラクレア(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)だが、GIでは常に上位の争いをしているように勝ち運に見離されているだけでポテンシャルの高さは疑いようがない。1400mも重賞で2着と好走しているように距離延長は不問。初騎乗となる鞍上がどうエスコートするか注目だ。鞍上はC.ルメール騎手。 その他、時計次第だが地力上位のマッドクール(牡5、栗東・池添学厩舎)、昨年はこの舞台でタイレコードで走っているママコチャ(牝5、栗東・池江泰寿厩舎)、決め手鋭いセリフォス(牡5、栗東・中内田充正厩舎)、初めての1400mで好走したオフトレイル(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)、同舞台のスワンSが強い競馬だったダノンマッキンリー(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)などが淀の激戦短距離を争う。発走は15時35分。