伊原木知事「好循環の流れをさらに強いものに」24年度予算案発表 一般会計総額は約7506億円【岡山】
岡山放送
岡山県の2024年度の当初予算案がまとまりました。一般会計の総額は約7506億円で、6年ぶりに前年を下回りました。 (岡山県 伊原木隆太知事) 「教育の再生と産業の振興に加え 特に少子化対策に重点的に取り組むことで、いきいき岡山の実現に向けた 好循環の流れをさらに強いものにしたい」 岡山県の2024年度当初予算案は一般会計の総額で約7506億円。新型コロナ対策の費用が減ったことなどから、2023年度の当初予算に比べ6.4%減少しています。 各部局からの予算要求後、知事査定で約7億円増えていて、少子化対策に重点的に配分されています。主な事業では同窓会や出会いイベントの開催の補助に1000万円、男性が育児休暇をとりやすくなるよう企業への奨励金を支給する事業に約1億810万円など、少子化対策関連に約199億円が計上されました。 また、30年以内に70%から80%の確率で発生するとされる南海トラフ巨大地震で、岡山県の被害想定を見直す事業に約7350万円など、防災対策関連に約403億円。2025年の大阪・関西万博に合わせたキャンペーンなど観光振興に約12億円などとなっています。 岡山県の2024年度当初予算案は2月22日に開会する岡山県議会で提案されます。
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