近畿やっと梅雨入り・大阪ではアジサイ咲き誇る 気象台「昼過ぎから急な雨や雷に注意」
近畿やっと梅雨入り・大阪ではアジサイ咲き誇る
気象庁は26日午前、近畿地方で梅雨入りしたとみられると発表した。同庁によると、これまで近畿地方で最も遅い梅雨入りは1958年の6月25日だったが、今回はそれよりさらに遅い梅雨入りとなった。このほか九州北部、四国、中国地方でも梅雨入りしたとみられると発表した。 【拡大写真】昨年の梅雨入り時の様子 雨の中咲き誇る色鮮やかなアジサイ
同庁の発表では、近畿地方の梅雨入りは昨年より21日、平年より19日遅いという。同日午後、大阪市内は曇天模様に包まれたが、大阪市東住吉区の長居植物園・アジサイ園には多くの人が訪れ、咲き誇る花々を楽しんでいた。 同区から来たという主婦(66)は「やっと梅雨入りですか。きょうはちょっと蒸し暑い感じがしますもんね。アジサイも雨が待ち遠しいと思います」と話していた。 大阪管区気象台によると、同日午後2時までに大阪市内では気温30.3度を観測し、湿度は50%となっている。前線や湿った空気の影響で、おおむね曇り、中部や南部を中心に雨が降る予報で「大阪府では26日昼すぎから急な強い雨や落雷に注意してください」と呼びかけている。