「釣り具を買ったのに届かない」詐欺サイトや、釣り具狙いの車上荒らしなど犯罪が増加中。
先日、某M社のスタッフから記者に電話がありました。要件はそのメガバス社とルアマガでコラボしたBUCHINUKI POWER MOBILEというロッドが好きすぎて在庫がないかという問い合わせだったのですが、その後に、衝撃の告白が。「いや、実は中古タックル詐欺に遭いまして…」。今回は釣り具にまつわるフィッシングサイト(詐欺)の注意喚起記事でございます。 【画像】これは買っちゃうかも…《釣具詐欺サイト》の絶妙な価格設定。
盛り上がる中古市場。犯罪の温床にもなっている
どんな業界にも中古市場は存在します。釣り業界もしかり。良い面も多々ありますし、実際にこの記事を書いている記者も中古タックルにはお世話になっています。 しかし、その中古市場で暗躍する悪ーいやつが結構いるのです。車上荒らしなども良い例です。車の鍵を破壊し釣り具を盗んでそのまま中古タックル店に持ち込んだり、オークションやフリマサイトで出品したりとやりたい放題。 車上荒らしに万が一遭遇してしまった際には、まずすぐに警察に連絡。そして、被害にあった地域界隈(やや広めに)の中古タックル用品店に片っ端から連絡して、盗られたものを伝えていくのが有効です。もし、該当するタックルの持ち込みがあった場合には、注意喚起するように促します。このケースで犯人が特定できるケースが非常に多いです。フリマサイトやオークションサイトにもチェック。自分が被害にあった盗品であることがわかれば、なんとかなる場合があります。盗まれたことをSNSなどで拡散するのも有効。抑止力にもなります。ただしこの方法は犯人がSNSをチェックしている場合、現金化を遅らせたり、販売ルートを分散するなどの対処をされることがありますので、慎重に。 今回は、冒頭のメガバス社のAさんのお話から、そういった犯罪への注意喚起をしたいと思います。 Aさん「悔しいです。僕、その手のサイトだの詐欺にはめちゃくちゃ注意していたので、自分がまさか被害に遭ってしまうとは。初めてです。悔しいです!」 【画像】ルアマガソルト本誌にも登場したことがあるA氏