幼稚園での「一言スピーチ」…何を話せばいい? 悩む相談者に“人生の先輩”からのアドバイス続々
フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。 12月1日(金)の放送は、「幼稚園でのスピーチ」に関する相談を紹介しました。
<リスナーの相談>
我が子が通う幼稚園では、学期末にクラスごとの懇談会があります。保護者は1人ずつスピーチをするのですが、先生から「一言ずつどうぞ!」と言われても、みなさん一言では終わりません。 お子さんの成長などを話している人が多いですが、私は「この話をしたら嫌な気持ちになる人がいるかな」「もし大変な状況の人がいて、聞いたらしんどいかな」などと考えてしまい、何を話せばいいのか分かりません。 みなさんはこんなとき、どんな話していますか? おすすめの話題があれば、ぜひ教えてほしいです!(埼玉県 30代後半 女性 専業主婦) “一言スピーチ”の難しさについて住吉は「私も『お願いします』と言われて、『いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。以上です』だけになってしまうときもあります。一方で、準備をし過ぎて5分ぐらい話したり、途中で何を話しているのかわからなくなったりすることもあります」と共感。続けて「ウケを狙おうとしてセリフを考えても、みんながシーンとすることもありますからね。本当に難しいと思います」と語り、アドバイスを呼びかけました。
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆メモを見ながら話しても大丈夫
うちの子の幼稚園でも、年度始めと年度終わりの懇談会、お誕生会のときには親のスピーチがありました。3年間、年3回、子どもが2人いるので スピーチを計18回経験。クラスメイトの保護者約10~20人のスピーチも聞いてきました。 そんな経験者としてのメッセージです。よそのお子さんのお話を聞くと、共感できる部分や一緒に成長している子を見守る気持ちもあり 、とても聞きごたえがありました。 我が家では、下の子に園での様子を聞いても「知らない」「分からない」「覚えてない」の返答ばかりで、園生活やお友達のことがまったくわかりませんでした。しかし、そのことを素直に話すことで、懇談会が終わったあとに「共感できます!」「うちもです!」と話し掛けてくれた親御さんもいました。 話す方によっては、とても緊張しているパパさんママさんもいました。苦手なものは苦手……でも、やらなくてはというときは、先に苦手なことを伝えてしまうのはいかがでしょう? 例えば「話すのが苦手なので、簡単なメモを読ませてください」でもいいと思います。私なら、その姿だけで「お子さんに対しても真摯に接しているんだろうな」という印象を持ちます。 みんなそれぞれお子さんのことを考え悩んだり楽しんだりしている同士だと思って、どうか楽しめますように。(神奈川県 40代前半 女性 パート/アルバイト)