「酔っぱらいが車や自転車を蹴飛ばしている」 広島県警の巡査部長を逮捕、同僚と大量に酒を飲み、酔って他人の車を蹴り壊した疑い
広島県警は16日、県警組織犯罪対策1課の巡査部長(35)=広島市南区=を器物損壊の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は15日午後11時5分ごろ、南区の自宅アパートの駐車場で、他人の乗用車を蹴って壊した疑い。 県警監察官室によると、「酔っぱらいが車や自転車を蹴飛ばしている」と付近住民から110番があり、駆け付けた広島南署員が容疑者を取り押さえた。車は後部のタイヤ付近に傷が1カ所あった。「間違いないと思います」と供述しているという。 容疑者は同日午後6時半ごろから中区の飲食店で同僚と飲食し、酒を飲んでいた。「1軒目でビールなど7杯、2軒目で6、7杯飲んだ」と供述しているという。 植義則首席監察官は「警察官としてあるまじき行為であり、誠に遺憾。事実関係を調査し、厳正に対処する」とコメントした。
中国新聞社