【戸田ボート TAMRON CUP】新井英孝が初日2連対 「諦めなくなった」ことで初のA2級も確定
ボートレース戸田の4日間シリーズ「TAMRON CUP」が1日、開幕した。 新井英孝(37=大阪)は前半4Rをコンマ06のトップスタートから逃げ切って圧勝。4号艇、カド発進の後半10Rは差しからバック線で足を伸ばして2着。初日を2連対で滑り出した。 「スリットから直線にかけての足がいい。チルトを0.5度に上げたら上積みができましたね」。相棒の8号機は、前節のボートレースダービーで使用した浜田亜理沙の整備で激変。そのパワーを確実に継承している。 10年11月の住之江でデビュー。今年で選手生活14年目を迎えるが、初のA2級昇格(25年前期適用、1月1日から)が確定している。「何事も諦めなくなった。それが勝率アップにつながりました」。ネバーギブアップの姿勢が自らの成長につながった。 2日目の出番は7R2号艇。水面の幅が狭い戸田の2コース戦は難しいが機力的に好勝負必至。自在に運んでポイントアップを果たす。