「使わなんで見せてやるの」県内でも新紙幣の両替始まる 銀行に両替専用の窓口も 山梨
早くも手に入れた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 3日に20年ぶりに新しいデザインとなった新紙幣、山梨県内の金融機関でも両替が始まっています。 【写真を見る】「使わなんで見せてやるの」県内でも新紙幣の両替始まる 銀行に両替専用の窓口も 山梨 芹沢年延記者: 「さよなら野口、樋口、諭吉。そして、こんにちは栄一。新しい紙幣の取り扱いがきょうから県内でもスタートしました」 山梨中央銀行の甲府駅前支店では、朝から新しいデザインの紙幣への両替に訪れる人たちの姿が見られました。 新紙幣に両替した人は: 「ホログラムがすごくきれいですね」 「(新紙幣で)いろいろ子どもに買ってあげます」 「使わなんで(夫に)みせてやるの。このお金を。2、3日はしまっとくけんど、あとは使いたくなっちゃうじゃんね」 芹沢年延記者: 「こちらが新しい一万円札。日本経済の新しい顔となっていきます」 渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎が描かれた新紙幣は偽造防止のため、世界初の3Dホログラムが採用されているほか、金額はアラビア数字での表記になっています。 また一万円札の渋沢栄一は県内にゆかりも… 山梨中央銀行 事務統括課 手塚一課長: 「山梨中銀の前身であります第十国立銀行の設立や、富士身延鉄道の敷設に大きく関与しているということで、銀行としても喜ばしく思っています」 「キャッシュレスが進む中でも紙幣というのは一定のニーズがありますので、金融機関として責任を果たす上でも大きなイベントと捉えています」 山梨中央銀行では73店舗に合わせて31億円分の新紙幣が届けられていて4日と5日、専用の両替窓口を設けて対応しています。 山梨中央銀行 事務統括課 手塚一課長: 「偽造防止など高い技術とされていますので、お客様に安心してご利用いただけると考えています」 「旧紙幣につきましてもご利用いただけます。『旧紙幣を使うことができない』という詐欺があるので、その点はご注意いただきたい」
テレビ山梨