<ブギウギ>実年齢6歳で2歳の愛子を演じる「すごい逸材」 小野美音ってどんな子? 芸能界入りのきっかけやオーディション秘話も
俳優の趣里さんがヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)。第21週「あなたが笑えば、私も笑う」(2月19~23日)から、スズ子(趣里さん)の2歳になった娘・愛子が登場。現在6歳で愛子役を演じる子役の小野美音ちゃんの魅力やオーディション秘話について、制作統括の福岡利武さんと担当マネジャーの上野三枝さんに話を聞いた。 【写真特集】印象違う? ツインテールの小野美音ちゃん 笑顔が可愛い!
◇起用理由は「年齢の設定を超えていく“愛子感”」
愛子を演じる小野美音ちゃんは、2017年8月7日生まれ、大阪府出身の6歳。2020年度後期の朝ドラ「おちょやん」でヒロイン・千代(杉咲花さん)の子供時代を演じ、注目された毎田暖乃さんと同じ芸能事務所「ルート」に所属している。これまでにもドラマや舞台で演技の経験はあるものの、朝ドラでこのような大役を演じるのは「ブギウギ」が初めてだという。
実年齢6歳ながら劇中では2歳の愛子を生き生きと演じ、SNSでは「本当に演技が上手」「天才!」などと称賛の声を集めている。
「ブギウギ」のオーディションでの美音ちゃんの様子について、福岡さんは「年齢の設定を超えていくくらい愛子ちゃんらしかったです。ピカイチに“愛子感”が光っていました」と印象を語る。
「朝ドラという短い撮影時間の中でお芝居を成立させるためには、本当に2歳の子にこの役は務まりません」と前置きした上で、「6歳で演技をやっているのも相当すごいことですが、美音ちゃんはお芝居もしっかりしていますし、明るくて良い子で、本当に愛子ちゃんそのもの。みんなから、『愛ちゃん、愛ちゃん』と親しまれていました」と明かす。
オーディション前には「美音ちゃんの事務所の方が『すごい逸材が入ってきました!』とものすごいテンションでおっしゃっていたのが印象的でした」といい、「キャリアはあまりないですが、度胸がいいと言いますか、堂々としていて、芯があるいいお芝居になっているなと感じました」とその演技をたたえる。