MLB球宴の有望株オールスターに日本選手が選出、ノースカロライナ農工州立大の甲子園経験野手
7月にテキサス州アーリントンで開催されるオールスターの行事の1つ「HBCUスイングマンクラシック」に出場するメンバーが20日(日本時間21日)までに発表され、ノースカロライナ農工州立大学に所属する根岸辰昇外野手がメンバーに選出された。 【写真】監督を務めるケン・グリフィー・シニア氏 根岸は慶応高校出身で、2018年の夏の甲子園に出場。その後に米国に留学し、22年からNCAAの中でも最高峰のディビジョン1に所属するミドルテネシー州立大でプレー。今季から同じくNCAAディビジョン1に所属する現在の大学でプレーしている。今季は51試合に出場し打率3割7分1厘、8本塁打、37打点、2盗塁をマークした。 HBCUスイングマンクラシックは、NCAAディビジョン1の大学でプレーするマイノリティー選手の有望株から選抜したメンバーでオールスター戦を行うイベント。7月12日にオールスター会場のグローブライフフィールドで行われ、レッズなどで活躍したケン・グリフィー・シニア氏(74)とパイレーツなどで活躍したロイド・マクレンドン氏(65)が監督を務める。MLBのスカウトも多数詰めかけ、注目されるイベントとなっている。