アストン・ヴィラ戦で2ゴール。“人間発射台の息子”リアム・デラップにブレイクの兆し 英紙はコール・パーマーと同じ道を辿ると予想
イプスウィッチで輝きを放っている
プレミアリーグ第6節イプスウィッチ対アストン・ヴィラの一戦が行われ、両チーム得点を奪い2-2のドローに終わった。 【動画】アストン・ヴィラ戦でデラップが決めた2ゴール 昇格組のイプスウィッチは初勝利を逃したものの、ここまでの6試合で4分2敗と地道に勝ち点を伸ばしている。しかも、この6試合ではリヴァプール、マンチェスター・シティ、ブライトン、アストン・ヴィラと対戦しており、それでこの結果であれば悪くない。 そんなイプスウィッチで輝きを放っているのがリアム・デラップだ。人間発射台の異名を持つロリー・デラップの息子であり、今夏の移籍市場でシティから完全移籍で加わっている。ポジションはセンターフォワードで、開幕からの6試合ですでに3ゴールを挙げている。 アストン・ヴィラ戦では先制ゴールを含む2ゴールを決めて、チームの勝ち点1獲得に貢献した。186cmとサイズのある選手で、前線でターゲットマンになれる力強さも彼の魅力の1つだ。 シティは23-24シーズンにアカデミー出身のコール・パーマーを手放し、そのパーマーはチェルシーで大ブレイクを果たした。『Manchester Evening News』では、デラップがパーマーと同じ道を歩むことになるだろうと考えており、今季のブレイクを期待している。 パーマーもそうだったが、デラップはタイミングが悪かった。20-21シーズンから徐々にシティのトップチームで出場機会を増やしていたが、足首の負傷が長引き、22-23シーズンにはアーリング・ハーランドとフリアン・アルバレスの2人がトップチームで地位を確立してしまった。今季もアルバレスがもう少し早くアトレティコ・マドリードへ移籍していれば、シティ残留という未来もあったかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部