大阪がBプレミアの参入審査通過に含まれないと発表…4次審査に向け準備を進める
10月17日、B1西地区所属の大阪エヴェッサは、2026-27シーズンから始まる新B1リーグ「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」の参入審査において、本日発表される1次から3次の審査を通過したクラブのなかには含まれていないことを発表した。 2026年からBリーグは競技結果による昇降格制度を廃止し、事業規模などによって「Bプレミア」「Bワン」「Bネクスト」と再編成。リーグが入場者数、売上、アリーナなど複数の参入条件を設定し、「Bプレミア」参入を目指す各クラブは、入場者数増加や新アリーナ建設等へ向けてこれまで準備を進めてきた。 同クラブは現在、Bプレミア参入のために残された条件は新アリーナのみとなっているが、「当初予定されていた計画から変更を余儀なくされたことで、1次から3次審査で合格するための『アリーナ審査の確度を証明』する資料提出には至りませんでしたが、4次審査に向けては基準を充足できるアリーナ計画を提出できる見込みです」と12月に予定されている4次審査の合格に向けた準備をスタートさせている。 今年8月22日に行われたBリーグ理事会後のメディアブリーフィングで島田島田慎二チェアマンは「このタイミングで合格と発表を出せないクラブであっても、年末までにギリギリの準備をして合格することもありうる」とし、アリーナの整備が遅れているクラブでも、今年12月の4次審査でBプレミアに滑り込む可能性があることも強調していることから、同クラブにもチャンスが残されていると言っていいだろう。 大阪は公式サイトを通じて以下のメッセージを発した。 「大阪は、大阪府唯一のプロバスケットボールクラブであり、bjリーグ、そしてBリーグのいずれも初年度から参加しているクラブです。クラブ創設以来、20年に渡る皆さまからのご声援とご支援にお応えする責務があります。そして未来においても、スポーツの公共性、社会性、地域性を大切にし、バスケットボールを通して地域社会の発展に貢献して参ります。2026年初年度におけるBプレミア参入へ全力で取り組んでいくことを、あらためてお約束します」
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