みやぞん、大谷翔平の「自分の本能に忠実であること」に共感「直感に従えば必ずうまくいくと思う」
お笑い芸人のみやぞんが4月20日、都内で行われた「BOSS X SHOHEI OHTANI CAPSULE COLLECTION &POP UP STORE PR EVENT」に登壇した。 【写真】お題を募り、即興ソングを披露したみやぞん ■大谷翔平からメッセージ 同ポップアップストアは、BOSSのブランドアンバサダーである、アメリカ大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手と“BOSS × SHOHEI OHTANI”カプセルコレクション(限定コレクション)の発売に伴い、5月12日(日)まで東京・表参道のOMOTESANDO CROSSING PARKにオープン。ファッションと野球の架け橋となる没入型イベントとして展開し、アメリカのスタジアムのフードからインスパイアされた料理を提供するキッチンカーや、フォトスポットにもなる巨大な野球ボールやキャンペーンビジュアルの巨大な壁画などを設置している。 PRイベントには、野球経験のあるみやぞんが登場。まずは、大谷選手からのメッセージが読み上げられた。 「自分らしくあること、自分の本能に忠実であることの重要性を常々理解しています。そのおかげで、試合でも人生でもここまで来ることができ、私自身のエートス、思いや考えと完全に一致するブランドとパートナーシップが組めることをいつも誇りに思っています。この新しいコレクションは、私の野球への情熱と、世界トップクラスのBOSSのテーラリング、革新的なデザイン、そして私たちみんなが知っているBOSSの定評ある品質が融合しています」。 ■歴史が分からなければ“過去は振り返らない”って思ったり みやぞんは、大谷選手の「自分自身の本能に忠実であることの重要性」という部分について、「これね、本当に本能で忠実になった方がいいんですよ」と共感する。 「僕自身も学生時代は『英語の勉強をやらないと今後ダメよ』なんて言われていたんですけど、全然やる気がしなかったんすね。できない、分からないんで。でも、たぶん今この中で一番僕が海外に行っているんじゃないかなって思うんですよ。でも困ってないの。それ、やっぱり本能で『将来いらない』って思ったんだと思うんです」と、海外ロケが多い中で困ったことはないと語る。 「だけど中学校の時に、ギターはパッと開けた瞬間にワクワクドキドキしたんですよ。それを今も使っているっていう。だから、本能に忠実になればいらないもの、これはもう『僕、無理だ』と思ったら、たぶんいらないやつなんだよ。『ギターか!』って思ってワクワクしたものっていうのは、将来いるんだよ。この直感に従えば、他人に何を言われても『いや、本能としてはこっちなんだけど』っていう方向に行くと必ずうまくいくと思ってる、僕は」と、直感が大事だと熱弁。 「自分を信じていかないと。人がああだこうだ、『いや、絶対こっちだよ』とか言っても、やっぱりそれに従いすぎるとダメだよね。自分を持って、『自分はこっちがいい』っていう感じ。だから、勉強とかできなくても落ち込まなかった、僕はね。落ち込まないように自分でマインドしていたっていうか。歴史が分からなければ“過去は振り返らない”って思ったり。そんな感じで前向きに。その結果、今ここに立っていると言っても過言ではないから。それなんか気楽だしね。楽しく生きられるから」と、みやぞん流のトークで会場を沸かせた。 ■みやぞんが大谷翔平を絶賛「前世もやっていたんだなって」 また、MCから「大谷選手の活躍は拝見されたりしてますか?」と聞かれると、みやぞんは「もちろんですよ。見ようとしなくたって見える。もう今の世の中ね。だから本当にすごいと思う。前世もやっていたんだなって思うぐらい。すごい選手ですね。中身もね」と大谷選手を絶賛した。 イベントの終盤では、みやぞんがポップアップストアのために用意した即興ソングを披露。観客も「大谷さん最高」という合いの手を入れながら、会場が一つに。 さらに、観客からお題をもらって即興ソングに挑戦。最初に出されたお題は「出川哲朗」。みやぞんは戸惑いながらギターを弾き始めたが、なかなか歌は始まらない。長い前奏が終わると「大好き」の一言で曲を終わらせ、会場は笑いで包まれた。 みやぞんは「このままだと僕ができないままで終わってしまう感じが出て、僕は仕事を失ってしまうので」と、今度はお題3つで即興ソングに挑戦。「デコピン」「そらジロー」「宮川大輔」とバラバラなお題が集まったが、みやぞんは見事に即興ソングにして歌い上げて見せた。 ■笑顔で明るく楽しく 最後に「笑顔で明るく楽しく、もうこれに尽きるかな。究極はね。それができる日、できない日ありますよ。疲れてたら笑顔が引きつっちゃう時もあるし。でも、そういう努力はしています。仕事の努力ってそんなにしてないけども、日ごろ笑顔でいるっていう。笑顔でいるって大変なのよ。でも、それはやるようにしてます。そっちの方が人は安心するしさ。うん、絶対いいよ」というメッセージでイベントを締めくくった。