会津身不知柿 20日に皇室へ献上 福島県会津若松市で箱詰め作業
天皇、皇后両陛下や宮家に献上する会津身不知(みしらず)柿の箱詰め作業は19日、福島県会津若松市門田町の北御山集会所で行われた。20日に宮内庁に届ける。 箱詰めしたのは北御山生柿生産出荷組合の農家9軒が生産した270個の柿。県会津地方振興局の職員6人がさらしで丁寧に柿を磨き、和紙で包んだ後に6箱に分けて収めた。 今年は9月から10月にかけて続いた暑さの影響で、例年よりも大きく育った。濃い色合いで味わいも格別という。高橋康治組合長(68)は「今年もいい出来栄えだ。とろみのある柿をおいしく食べていただきたい」と話した。