山梨はセンバツ8強山梨学院、昨年代表・東海大甲府、初甲子園を狙う駿台甲府が初戦突破【2024夏甲子園】
2024年度の第106回全国高校野球選手権山梨大会は9日、1回戦3試合が行われ、センバツ8強の山梨学院、昨年代表の東海大甲府、秋4強の駿台甲府が揃って、初戦を突破した。 【トーナメント表】山梨大会 結果一覧 山梨学院は初回から笛吹を攻め立て、6安打を集めて5点を先制。その後も攻撃の手を緩めることなく毎回の13安打を放ち、6回コールドの11対0で初戦を飾った。先発したエースの櫻田 隆誠投手(3年)も、4回を散発3安打無失点に抑え、危なげない戦いぶりが光った。 東海大甲府は、日川を相手に 10対0の7回コールド勝ちを収めた。初回に 3番・ 益岡 潤平外野手(3年)の右越え2ランで先制すると、5回以降11安打を集め5回に3点、6回に2点、7回に3点を追加して、勝負を決めた。村中秀人前監督からバトンを受け継いだ、元プロ野球選手の仲澤広基監督は、初の夏大会初戦を白星で飾った。 昨夏準優勝の駿台甲府は初回、山梨に先制こそ許したが、その裏に4点を奪って4対1とし、主導権を握った。2回以降も打線がつながり、9対1で迎えた5回にも2点を入れ、5回コールドの11対1で快勝。春夏通じて初の甲子園に向けて好発進した。 10日も1回戦が行われる。