都立学校は5月6日まで休校継続 小中学校抱える市区町村も「参考にして」 小池知事
東京都の小池百合子知事は3日、記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、都立学校について5月6日まで臨時休校を継続することを明らかにした。一方、島しょ地区は原則として新学期から再開する。 【会見ノーカット】「緊急事態宣言」出た場合の都の対応説明 小池知事が定例会見
市区町村立の小中学校について、小池知事は「それぞれの市区町村の判断だが、都内の厳しい状況を踏まえて、都立学校の取り組みを参考にして、感染の拡大防止に協力いただければと考えている」と話した。 安倍晋三首相の要請を受け、全国の多くの学校が一斉休校となってから1か月余り。新学期から学校が再開されるか関心が集まっているが、政府の専門家会議は4月1日の記者会見で「現在の知見では子どもは地域において感染を拡大する役割をほとんど担っていないというエビデンス(証拠)、情報を得ている」と指摘。「県という大きなくくりではなく、地域、生活圏ごとの、(感染)まん延の状況を踏まえて(学校の再開を)判断していくことが重要だ」との見解を示していた。