春到来!「金沢を感じるものですよね」兼六園随一の銘木で雪吊りの取り外し作業
金沢の兼六園では21日、園内随一の枝ぶりを誇る銘木の雪吊りを外す作業が行われました。 【写真を見る】春到来!「金沢を感じるものですよね」兼六園随一の銘木で雪吊りの取り外し作業 兼六園では1週間前から園内およそ800か所の樹木の枝に冬の間施されていた雪吊りの取り外し作業が行われています。最終日の21日は専属の庭師や造園業者らが園のシンボルとなっている「唐崎松(からさきのまつ)」と「玩月松(がんげつのまつ)」にくくられていた縄を外していきました。 時折雪が降る中、枝を傷つけないように慎重に作業が行われ、訪れた観光客らが銘木の衣替えをカメラにおさめていました。 オーストラリアからの観光客「とても興味深いです」 シンガポールからの観光客「とても素敵。自分の国にはないので。取り外したら春が来るんですね」 作業を見ていた人からは「壮大な作業でタイミング的によかった、外すところがみられて」と言った声や「いいなって。金沢を感じるものですよね。こんな寒い中で外しちゃって大丈夫?みたいな感じですよね」といった声が聞かれました。これで園内全ての雪吊りの取り外しが終わり、春の装いとなりました。
北陸放送