【ジョッキーベイビーズ】梅澤怜士くんが優勝「夢は馬の力を100%引き出せるジョッキーになること」
13日の東京競馬場で、12R終了後に今年で第14回を数える全国ポニー競馬選手権「ジョッキーベイビーズ」が行われた。全国の予選を勝ち抜いた精鋭8人が直線400メートルで手綱さばきを競った一戦は、ホタル(牝4)にまたがった東北・新潟地区代表梅澤怜士くん(13歳=新潟競馬場・乗馬スポーツ少年団所属)が優勝。後続の追い上げをしのぎ、30秒3(良)で押し切った。 M・デムーロ騎手からトロフィーを贈られると、梅澤くんは緊張の面持ちで「すごいうれしいです。自分から走ってくれたので助けられました。夢は馬の力を100%引き出せるジョッキーになることです」と語った。同少年団出身者には永野猛蔵、小林美駒、笹川翼(大井)といった現役騎手がいる。 この日の東京メイン・オクトーバーSをボーンディスウェイで制した木幡巧也は、2009年の第1回大会に出場したひとり。「僕も第1回に出させてもらって5着でしたが、そのとき絶対にここに戻ってきたいと思いました。いい経験になると思います」と後輩たちにエールを送った。同大会の優勝者からは小林勝太、斎藤新、角田大和がJRA騎手となっている。
東スポ競馬編集部