飲酒運転の被害者遺族が小学校で授業 命の尊さ伝える<岩手・岩泉町>
命の尊さを伝えようと飲酒運転の交通事故で娘を亡くした遺族による特別授業が、4月10日に岩手県岩泉町の小学校で開かれました。 この授業は青少年の心の育成に役立ててもらおうと県警察本部が2009年から毎年行っているものです。 10日は岩泉小学校の5・6年生58人が参加して行われました。 講師を務めた大崎礼子さんは2000年に二戸市で起きた飲酒運転による交通事故で当時7歳だった娘の涼香さんを失いました。 授業では大崎さんが事故当時の様子やその経験から感じた命の大切さなどについて話しました。 参加した児童 「小さな命が大人の行動で急に奪われてしまうのは悲しい」 「相手の命も自分の命も大切にして過ごしていきたい」 児童たちは大崎さんの言葉から命の尊さを改めて感じていました。
岩手めんこいテレビ