原野を流れる河川に潜むネイティブトラウトとのゲームのために生まれた、至高のロッド『カーディフ ストリームプレミアム』。渓流、中流、そして本流と大きく3カテゴリーに分けられたシリーズは、全13モデルで構成されている。そのどれもが用途ごとにハイレベルで最適化され、トラウティストを憧れのネイティブフィッシュへと近付けてくれる。その詳細をチェックしてみよう。 【写真】「4ピースモデルは非常にコンパクト」カーディフ ストリームプレミアム

スパイラルXコア＆ハイパワーX搭載の“ダブルX構造”ブランクス

カーディフ ストリームプレミアム

ロッドの根幹となるブランクスは、2ピースモデルにはスパイラルXコア＆ハイパワーXにより強化された“ダブルX構造”を採用。キャスト時におけるブランクスのつぶれやネジレを徹底的に排除してくれるので、ネイティブトラウトフィールドにありがちな難しい角度からのキャストでもしっかりとロッドを振り抜ける。加えてルアーがリリースされた直後のティップのブレを可能な限り抑制するため、狙ったスポットへのアキュラシーキャストが決まりやすい。 ブランクスのベンディング時につぶれやネジレが極力抑えられるので、アングラーの意図したスポットにルアーを投入しやすい。

4ピースモデルはUDグラスのコンポジットブランクスを採用

また、渓流移動時の携行性に優れた4ピースモデルは、ブランクスの“贅肉”にもなり得る樹脂を限りなく抑えたUDグラスを採用したグラスコンポジット仕様。グラスならではの粘りとしなやかさを活かしつつ、先述の同シリーズの特長であるアキュラシー性能も加わって、軽量ルアーでも気持ちの良いキャストが体感できる。もちろん、ヒットしてからのファイト時に描くベンディングカーブも、ショートモデルながら美しい。

13モデル中、何と6モデルがベイトキャスティングモデル！

さらに、ベイトリールの多魚種使用が広がりを見せていることもあり、ベイトモデルを6本もラインナップ。リールシートにはシームレスファイティングシートCI4＋を搭載し、丸型でもロープロファイルでも1フィンガーおよび3フィンガーでのストレスないグリッピングが可能。フロントスライドフードも手に干渉する継ぎ目がないので、雑念を感じずにゲームに集中できるのもうれしい。

大自然と調和すべく天然木を使用して落ち着いたルックスに

ルックスはプレミアムモデルながら派手さはほとんどなく、大自然の『渓』の景色と調和すべく、ブランクスはブラック、リールシートはウッド＆ガンメタル、そしてグリップはコルクという落ち着いた仕上がりに。ただ「それは見た目だけにあらず」なのだ。 例えばスピニングロッドのリールシートとグリップエンドのリングには天然木を使用。そして耐久性も考慮し、全モデルのコルクグリップの適所は圧縮コルクを採用。長く使い込むことで、道具としての味わいがより深まることも期待できるカーディフ ストリームプレミアムなら、これまで以上に豊かなネイティブトラウトゲームを堪能できるはずだ。