阪神・佐藤輝明、将来のメジャー移籍へ「思いが固まった」…現状維持の1億5千万円でサイン
阪神の佐藤輝が23日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億5000万円でサインした。将来的にポスティングシステムによる米大リーグ移籍を希望する意思を球団側に伝えたといい、「思いが固まったので、明確な目標を立てたかった」と決意を明かした。 【写真】手術前、突然現れた佐藤輝明…後輩を勇気づけた「冗談」
今季は4年目で自己最高の打率2割6分8厘を記録し、得点圏でも3割2分2厘と貢献。一方、本塁打は昨季より8本少ない16本で長打率も落とした。「長打なら一塁からでも(走者が本塁に)かえってこられる」と役割を自覚し、オフは打球に角度をつけるためのフォーム作りを模索する。
大リーグは「4年間でだんだん積み重なってきた」という憧れの舞台。実現には勝利への貢献が大前提で「優勝したい気持ちが一番上にある。そのために頑張りたい」と語った。阪神は大リーグ移籍を目指す青柳を除く全選手の契約更改を終えた。(金額は推定)