高島礼子、役者業にプライベート充実で人生を謳歌(おうか)。藤原紀香・常盤貴子らと観劇楽しむ
プライベートでは剛力彩芽と電車移動も
──パワーがみなぎっているようですが、正直、体力が落ちてくることはないですか? 「だから最近、すごく歩いてるんです。この夏は異常な暑さだったので控えてましたけど、また涼しくなってきたので。ウォーキングも再開しました」 ──ジムに行かれたりは。 「ジムだと景色が変わらないので、私にはウォーキングが性に合ってます。この前も貴子ちゃんと六本木で観劇して、広尾まで一緒に歩いて、そのあとゴルフの打ちっぱなしをやって、そこからまた歩きました」 ──街中を歩かれるんですね。 「歩きますよ」 ──剛力さんと電車に乗って帰ったという話も耳にしました。 「あー(笑)。彼女は堂々としてますよ」 ──特に変装をしたりはしないんですね。 「あのときは、彼女はピンク色の髪の毛でしたから(※)、ある意味変装ですよね(笑)。電車もね、最初は心臓がバックンバックンしましたけど、乗ってみたら、もう全然。まあ、いまだに駅を出たら道が分からなくて右往左往するときもありますけど(笑)。それこそ最近の俳優さんたちは、主演をやってる人たちでもみなさん地下鉄に乗ってきたりしてるんですよ」 ※剛力さんは主演舞台『Change the World』のために地毛をピンクにしていた。 ──たしかにそういったことは気にしないかもしれませんね。 「でも安全面で、どうしても心配だったりするでしょう。この前も、ある若い女優さんが撮影終わりに地下鉄で帰ると言うから、そこは先輩として“この時間は、お願いだからやめてほしい”とタクシーを呼んでもらいました。ただ、そのときは時間帯がありましたけど、若い人の“電車やバスを使ってひとりで行動するほうが楽だ”という気持ちも、いまでは私もよく分かります」 安全面を考えることは、俳優という仕事上の責任も含んでいるのだろう。そうした姿勢は崩さずに、柔軟にいまを受け入れ、新たな趣味を見つけて、友人や、ひとりでも出かけていくイキイキとした高島さんの様子が目に浮かぶ。 高島礼子(たかしま・れいこ) 1964年、7月25日生まれ、神奈川県出身。’88年にCMに出演したのを契機に、テレビ時代劇『暴れん坊将軍3』で本格的に俳優デビュー。’93年、初主演映画『さまよえる脳髄』で注目を集める。その後、映画『陽炎』シリーズで主演、また『極道の妻たち』シリーズの4代目に抜てきされて代表作となる。2001年、『長崎ぶらぶら節』(2000)で第24回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。ほか主な出演作にドラマ『大奥~第一章~』(フジテレビ系)『弁護士のくず』(TBS系)、NHK放送90年大河ファンタジー『精霊の守り人』、映画『おみおくり』(2018)『祈り―幻に長崎を想う刻―』(2021)など。最新出演作に『カーリングの神様』。 〇ヘアメイク 堀 ちほ〔MARVEE〕 〇スタイリスト 村井緑 ○衣装:YOHJI YAMAMOTO ○アクセサリー:ABISTE 望月ふみ
望月ふみ