いくら昔とは違っても基準が下がりすぎ? 6位なのにロッカールームで踊るリンガードとポグバを見てレジェンドたちも諦めの境地に達していた
低迷の原因なのか
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏が、自身のYouTubeチャンネルにて、同じくマンUでプレイしていた同僚のフィル・ジョーンズ氏と共に、当時を振り返った。『talk SPORT』が伝えている。 優勝を何度も重ねていた頃のマンUについて、ジョーンズ氏は以下のように語っている。 「私たちには、チームのパフォーマンスと勝利を何事にも邪魔させない、信じられないほど力強いリーダーがたくさんいました。その勝利へのメンタリティは非常に強く、強力だったので、誰もそれを邪魔することはできませんでした」 しかし、功労者たちの退団によって、そのようなメンタリティは崩れ去ってしまったようだ。ファーディナンド氏は、マンUがリーグ6位に低迷していたときに、ポール・ポグバとジェシー・リンガードがロッカールームで踊っている動画を見て、怒りのあまり、当時まだマンUで現役だったウェイン・ルーニーに電話をかけたことがあると明かした。 「私はルーニーに電話して、『ここで何が起こっているんだ? どうしてこんなことを許しているのだ?』と言いました」 「そして彼は言いました。『何も言えない。もう(昔と)同じではない。ジェシーとポールだけじゃない。私が何か言ったら狂人を見るような目で私を見るだろうね』と」 ジョーンズ氏もすぐに返答し「私たちがいたロッカールームでそんなことが起こるなんて想像できますか? 火をつけられるでしょうね」と述べたという。 レジェンドたちが呆れてものも言えないほど、低迷が始まる時期のマンUは基準が下がってしまっていたのかもしれない。昔とは違うにせよ、フットボーラーに必要な姿勢などが今のチームには欠けてしまっているようだ。このようなメンタルを返上し、復調できるのか。今後に注目したい。
構成/ザ・ワールド編集部